教材はもう買わない!と自分がこれ!という方法を見つけたものの、
「トレンドブログ、もう一度やってみたい」
という気持ちがわいてきました。
そう思えたのには理由がありました。
私は以前、ある高額なトレンドブログ塾に入って、全然結果が出せずに挫折した経験があります。
でもあれから年月も経って、たくさんの教材にも触れてきた今の私なら、
ちゃんと理解できるし、うまくやれるかもしれない。そう思ったんです。
そして何より、「ブログで生活を立てていきたい」という気持ちが消えていなかったから。
トレンドブログはものすごく稼げる!っていう人は本当に多く、私がSNSで情報発信しているすごいな、って思う人はトレンドブログから始めているという印象があったからです。
「書けるようになった私」への自信が背中を押した
当時の私はもう、ワントップやブロガーズでの経験を通して、
- キーワード選定の考え方
- タイトルや見出しの付け方
- 読者目線の構成
これらの「基本」が自然とできるようになってきていました。
「積み上げてきたことは、決してムダじゃなかった」
「今なら、この経験を生かして収益化できるかもしれない」
そう思えたからこそ、もう一度だけ、トレンドブログに挑戦してみようと思えたのです。
そこで、トレンドブログを教えてくれる人を探し、教え子さんたちが月50万達成する人が続出しているという方に教わることにしました。
そして、1ヶ月で月2万円の収益を達成
基本的な記事の書き方は知っているのせ、コンサルの先生の教材を一通りみてすぐに記事を書くことに取り組みました。
育児と家事の合間、1日3時間ほどの作業時間で、
アドセンスで月1万円・楽天&Amazonで月1万円の収益が出ました。
興味のない芸能ネタもがんばって書き、速報ネタも追いかけ、
「これが専業でやってたらもっといけるのかも」と思えるくらいでした。
たしかにしんどかったけど、
“収益になる喜び”を久しぶりに味わうことができたんです。
それでも、続けられなかった理由
収益が出ていても、私には続けられない理由がありました。
1. 興味のないジャンルを追い続ける苦しさ
トレンドブログは基本的に「話題になっていること」をネタにします。
でも、私は芸能ネタやゴシップがどうしても苦手で…
「知らない人の情報、調べるだけで疲れる」
「毎日新しい話題に追われて、気持ちが休まらない」
そんな感覚が強くなっていきました。
2. もっと稼ぎたい気持ちと、コンサル指導に迷う
1ヶ月目の収益が自分では満足したものの、コンサルをお願いしていた方からは
「この数字じゃ少なすぎますね」
「そのドメインは中古ですよ。新しくやり直した方がいいです」
やっと結果が出てきたと思った矢先に、突きつけられた言葉。
ドメインに関しても新規でとったものだったのに、精査しなかったことも良くなかったのですが、以前使われていたドメインということで最初からやり直すことを勧められました。
アドセンス取得が厳しくなってきたと言われるのに、また1からやり直すことに私はやる気を奮い立たせることができませんでした。
私がブロガーズや他のブログ教材や塾で学んできたアドセンス取得のノウハウと、コンサルの方が教えてくれるアドセンス取得のノウハウがまったく違っていたこと。
コンサルの先生は、芸能人の写真があってもゴシップネタでも、記事数とPV数があれればアドセンスは簡単に合格する!というのです。
本当かなと思うのと、アドセンス取得するまでに収益がでないトレンド記事を量産していくことに何の意味があるのだろう?という気持ち。
そんな気持ちを抱えながらも新ドメインをしぶしぶとって、記事を書き始めたのですがアドセンスも3回落ち、すでに50記事以上書いたのに、収益ゼロが続きました。
糸が、、、切れました。
自分の“気持ち”が動かない
何よりも苦しかったのは、
「このネタを書いている自分の気持ちが、どこにもなかった」ことでした。
たしかに、トレンドブログは稼げる。
収益が出ている人もたくさんいる。
でも私は、
「誰が誰と付き合ってるか」とか「どんな不祥事があったか」とか、
心から知りたいと思ったことではない情報を毎日書き続けていました。
「好きでもないことを調べて書く」
どんなに報酬があっても私にはつらいものになっていきました。
「稼げる」だけじゃ続かない。
少しでも“やりたい”と思えることが必要なんだと、気づくことができた私は、最後までやり遂げることができないくやしさはあったものの、時間を大事にしたいと思いトレンドブログに見切りをつけました。
気づいた“自分の選び方”と、これからの方向性
それでも、私は「書くこと」をやめませんでした。
なぜなら、心のどこかに
**「この経験をいつか誰かの役に立てたい」**という思いがあったからです。
何を選んでもうまくいかない気がして、
遠回りばかりして、
「自分には才能がないんじゃないか」と何度も落ち込んで。
それでも、ブログは私にとって
“自分を言語化して整えるための場所”であり、
“社会とのつながりを取り戻すための扉”でもありました。
だから、やっと分かったんです。
「“どの教材がすごいか”じゃなくて、“自分が続けられる方法はどれか”を探していたんだな」って。
“副業を続ける力”は、気持ちに寄り添うことから生まれる
これまでの私は、
- 稼げると聞けば飛びついて、
- 評判のいい教材にワクワクして、
- 成功者の実績を見て落ち込んで、
- そしてまた次の教材へ…
そんな風に「他人のやり方」にばかり目を向けてきたのかもしれません。
でも今は、
自分のライフスタイル、性格、価値観に合うやり方を、じっくり選べるようになってきました。
副業は「自分の人生をよくするため」にあるもの。
だからこそ、「何をやるか」よりも「どう続けられるか」を考えることが大切だと思っています。