2010年、私は専業主婦になりました。
夫に生活費をもらうことは当たり前のはずなのに、
「お金をちょうだい」とお願いするたびに、どこか心苦しく感じていました。
そんなある日、ふと考えました。
「もし自分でお小遣いくらい稼げたら、もっと気持ちが楽になるんじゃないか。」
それが、私の副業の小さな、小さなスタートでした。
ここから私の「副業を通した挑戦」は始まったのです。
専業主婦になった私と、お金への小さな違和感
結婚して、家事や育児に専念する生活は、
それはそれで充実したものでした。
でも、毎日の生活の中で
「必要なものを買うためにお願いする」という行為が、
少しずつ、私の心をすり減らしていきました。
贅沢がしたかったわけじゃない。
ただ、自分で自由に使えるお金が、少しでも欲しかった。
誰にも頼らず、自分の力で小さな収入を作りたい――
そんな想いが、私の中に芽生え始めたのです。
最初に出会ったのは、ポイ活だった
当時の私は、副業という言葉すらよく知りませんでした。
ネットで調べて、初めて出会ったのは「ポイ活」。
アンケートに答えたり、サイトに登録したりして、
小さなポイントをコツコツ集める作業。
「これなら、私にもできるかも。」
そう思って、必死にポチポチと作業をしていました。
もちろん、大きなお金になるわけではありません。
でも、初めて「自分の力で生み出したポイント」を見たときの嬉しさは、今でも覚えています。
ポイ活の先に見えた、もう一歩先の世界
ポイ活を続けるうちに、
「もっと効率よく稼ぐ方法はないかな」と思うようになりました。
そこで出会ったのが、**FX(外国為替証拠金取引)**です。
最初は、なんとなく「簡単に稼げそう」というイメージだけで興味を持ちました。
でも、当然ながら、そんなに甘いものではなかった。
FXに挑戦してみて、
怖さも、楽しさも、痛い失敗も、すべてを経験することになります。
(このあたりの話は、また別の回で詳しく書いていきますね。)
今振り返って思うこと
最初の一歩は、小さなポイ活でした。
でも、そこから広がった世界は、
想像以上に深くて、厳しくて、そして温かいものでした。
簡単に稼げる方法なんて、どこにもなかった。
それでも、
自分で稼ごうと一歩を踏み出したあの日の私に、
私は今、こう言いたい。
「大丈夫。遠回りしても、無駄じゃなかったよ。」
これから、副業を始めたいと思っているあなたへ。
私のリアルな体験が、少しでも力になれたらうれしいです。
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