副業スタートストーリー⑦小さな光にすがった私｜ツイブラで掴みかけた成功と壊れた信頼

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やっと、小さな成功を掴んだ。
自分で動いて、売上が立った。

「これなら私もやれるかもしれない。」

そう思ったのもつかの間。

その光は、あまりにも儚いものでした。

私は、人との距離感を見誤り、自分を傷つけることになってしまったのです。

ツイブラで得た最初の成功

ツイブラに出会った私は、動き始めました。

メルマガまでは発信できませんでしたが、
X（Twitter）のプロフィール欄や投稿にツイブラのリンクを貼っていました。

すると、偶然にもリンクから商品が売れたのです。
それも3本。

ツイブラだけでなく、Brainなどのアフィリエイトリンクからも売上が上がり、
2ヶ月で収益8万円という、私にとっては初めての大きな成果となりました。

「私にもできるんだ。」
「やっと光が見えた。」

そう思いました。

フォロワーとの距離感を見誤った

フォロワーが増えていくと、
世界が広がったような気がしました。

ある日、仲良くなったフォロワーさんから声をかけられました。
その方は私と同時期にTwitterを始め、
「1ヶ月で15万円以上ツイブラで稼げた」という方でした。

「最近、活躍しているね。こうするともっといいよ。」
と、アドバイスをくれました。

最初はとてもありがたく感じました。

でも、しばらくすると、こう言われたのです。

「私のように、1ヶ月で15万円稼げるようにサポートさせてくれないかな？」

本来ならここでしっかり断るべきだったのですが、
せっかく仲良くなった方との関係を壊したくないと思い、お願いしてしまいました。

「コンサル料はもらうけど、永久サポートするから」とお金を請求され、
さらに「一緒に企画をやってフォロワーを増やしませんか？」と誘われました。

知り合いのフォロワーさんをもう一人巻き込んで、
3人で企画をすることになりました。

ところが、実際に動き始めると、
段取りも、集客も、企画内容を考えるのも、すべて私任せ。

その方はほとんど何もせず、
それなのに、いざ企画日になると
自分だけが主催者のように振る舞い、
手柄をすべて自分のものにしてしまいました。

私は何も言えませんでした。

「断ったら悪いかな」
「ここで関係が壊れたらイヤだな」
そんなふうに思ってしまったのです。

企画が終わり、疲れ果てた私に、
さらにその方はこう言ってきました。

「あなたもフォローしている〇〇さんが結婚するから、お祝いに贈り物を贈ろうよ。」
「応援している絵描きさんに寄付してくれないかな。」

善意を装った寄付のお願いが、次々と続きました。

さすがに、これは違う。
私はそう感じ、そっとその方との連絡を絶ちました。

するとその方は、
私と他のフォロワーさんとのタイムラインに突然現れ、
「どうしたら連絡を取れるの？」とメンションしてきたのです。

学んだことと、苦い現実

さらに別のフォロワーからは、
MLM（ネットワークビジネス）への勧誘も受けました。

最初は「一緒に夢を叶えよう」という優しい言葉でした。

でも、次第に頻繁なLINEやしつこい連絡が増え、
私はだんだん怖くなっていきました。

このとき、私ははっきりと気づきました。

「仲良くなった人だからといって、無条件に信頼してはいけない。」

今だから伝えたい、大切なこと

ツイブラで小さな成果を掴んだとき、
私は素直に喜びすぎて、周りがよく見えていなかったのだと思います。

「稼げました！」と発信すると、
たしかに応援してくれる人も増えましたが、
それと同時に、よくない人間関係に巻き込まれるリスクも増えました。

だから、私は心から伝えたいのです。

私はこの経験を通じて、
「自分を守ることの大切さ」を知ることができました。

辛かったけれど、必要な学びだったと思っています。

ツイブラで得た力と、心にあった甘さ

ツイブラは、本当に良い教材でした。

その通りに実践すれば、フォロワーも増えるし、
発信する力も自然についていきます。

私自身、ツイブラをほんの序の口しかやっていないにもかかわらず、
フォロワーを1ヶ月で1000人、収益8万円という成果を得ることができました。

もし、もっと丁寧に教材を読み込み、
真剣に実践を重ねていたら――

もしかすると、もっと大きな成果を手にしていたかもしれません。

けれど、
当時の私は、心のどこかで
「もっと楽して、もっと簡単に稼げる方法があるんじゃないか」
という気持ちを持っていました。

だからこそ、
ツイブラを深めるのではなく、
もっと別の道を探そうとして、セブンスへの入会を決めたのだと思います。