ポイ活とFXを経験し、
ほんの小さな成功と、苦い挫折も味わった私。
「それでも、もう一度挑戦したい。」
そんな想いは、確かに心の中にありました。
でも、現実は甘くありませんでした。
3人の子育てと家事に追われる毎日。
気づけば、自分の時間なんて、ほとんど取れなくなっていたのです。
副業スタートストーリー①専業主婦だった私が「お金を稼ぎたい」と思った日
副業スタートストーリー②ポイ活とFXで初めて感じた「稼ぐこと」の難しさ
3人の子育てと、主婦業に追われた日々
年子の娘と6歳差赤ちゃんのお世話。
上の子たちの幼稚園への送り迎え。
帰ってきたらすぐに昼ごはん、洗濯物をたたみ、散らかった部屋を片付ける。
ようやくひと息ついたと思ったら、お迎え。
すぐに夕飯の準備、夜の寝かしつけ。
気が付けば、自分のために使える時間なんて、ほとんど残っていませんでした。
夜、子どもたちが寝たあとのわずかな時間。
パソコンを開こうとするけれど、疲れすぎて目を開けていられない。
「明日でいいか。」
そう思って閉じたパソコンは、次の日も、その次の日も、開かれることはありませんでした。
私は「主婦」でもあり、「お母さん」でもあり、
「ひとりの自分」でいる時間は、どんどん薄れていきました。
それでも心に残っていた「副業への未練」
そんな生活の中でも、
副業への興味だけは、どこかで消えずに残り続けていました。
子どもたちが昼寝をしている間、
スマホでブログの始め方を調べてみたり、
「主婦 副業 おすすめ」と検索してみたり。
でも、すぐに誰かが泣き出したり、
「ママ見てー!」と呼ばれて、ページを閉じる。
「また時間ができたら、やろう。」
そう言い聞かせるたびに、
ほんの少しだけ、心のどこかが痛みました。
できない自分に、焦る。
それでも何もできない現実に、また落ち込む。
それでも何かやろうと起業講座にも入ったけど
最後までやりきれない。
「子育てが落ち着いたら、本気で頑張ろう。」
そんな未来に期待することで、
その場をやり過ごしていたように思います。
今、あの頃の私にかけてあげたい言葉
今、あの頃の自分に声をかけることができるなら、
私はこう伝えたいです。
「焦らなくていいよ。」
「今は、目の前の小さな命を育てるだけで、十分頑張ってるよ。」
子どもたちとの時間は、
あっという間に過ぎてしまうものだということを、
私はあとになってから痛いほど知りました。
副業に向き合えなかったことを、
できない自分を、
責めなくてもよかったんだ。
今だから言えるけれど、
あの時間も、あの苦しさも、すべてが未来の自分を育てる土台だった。
焦らず、比べず、
そのときの自分にしかできないことを大事にする。
それが、一番大切なことだったんだと、今は思います。
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